Monologue

毎週更新!ゴルフ先生のヒトリゴト

グリーンアリーナ神崎のスクールインストラクターが
週替わりで全てのゴルファーに向けてお届けする
ヒトリゴトです。

2025.08.25

練習方法
~アプローチのロブ~

インストラクター: 山本 宗史

今回はアプローチのロブ(上げて止める)をお伝えします。


アプローチの中では比較的難易度が上がるアプローチになります。

使用クラブはAw、Swになりますが、現在では上げるアプローチがしやすくなっている

ウエッジもありますので、技術だけではなくクラブの形状により意識しなくても

やり易くなるクラブがあります。

動きとしてはしっかりと振っても飛ばない球筋や柔らかく飛ばす打ち方に分かれると思います。


振っても飛ばない構え方、打ち方(バンカーショットに近い動き)

① ボールは左目の下、重心は左より

② スタンスはオープン、フェースはターゲットより右へ、

 グリップはややスクエアより(フック気味でもOK)

③ ハンドダウン気味に手元をセットする

④ クラブ軌道はアウトイン軌道で手元からヘッドをあまり走らせない(手首を使いすぎない)

※飛ばさない構えを作るので体の回転スピードは必要になります。

ポイントは入射角を鋭角にし、ボールの下にヘッドをくぐらせるイメージが大切になります。


(写真上段参照)


ボールを運ぶような構え方、打ち方

① ボールは左目の下、重心はやや左より

② スタンスはオープン又はスクエア、フェースは目標より右へ、グリップはフックグリップ

③ 手元は通常又はややハンドダウン

④ クラブの軌道はインサンドインまたはインサイドアウト

※開いたフェースを包み込むように打つことでつかまりを加える

ポイントは入射角を鈍角気味にし、ボールを拾うイメージが大切になります。


(写真下段参照)


どちらの動きもインパクトからフォローにかけてフェース面が自分に向くようにクラブを

動かすことが出来るとコントロールしやすくなると思います。


まずはフェースを開かずにボールがどの程度上がるかを練習し、

基本の高さを確認するところから始めましょう。